痛みのメカニズムは複雑

最近、医師向けの発表資料つくりを頑張っています。論文をいっぱいひいてきたり、過去の研修資料を引っ張り出してきたりと、忙しいのですが、こういう臨床以外の作業によって、臨床でのアプローチにも科学的裏づけが増します。
よって、とても大切な時間であると思っています。良くなった方は本当に思っていた組織が原因だったのか?その鎮痛メカニズムには科学性があるのか。思い込みで治療を進めなかったか。治療方法は適切だったか。いろいろな示唆を与えてくれます。
思った改善がみられなかったときには、痛み系の複雑なシステムに振り返り、自分が対応できるからだのシステム以外の問題としてどのようなものが考えられたのか。どのような診療科を紹介すべきだったのか。自分の臨床推論は合理的だったのか。本当に科学的な論文を通してそういうことを振り返る時間はとても大切です。



このブログは、あまり難しい話はせず、時に極論も述べながら、思い込みや古い痛みの概念に言及してきました。
詠んでくださる方に、違った見方もできるようになっていただきたいからです。
病院で検査もせずにいきなり注射を打たれることはありませんが、整体などではいきなり揉み始めることも多いようです。
全ての整体を否定しませんが、いろいろなところがあることに警鐘を鳴らさずにいられませんでした。

実際の臨床では、もちろん歪みといわれるような問題で靭帯や関節に痛みが出る場合もありますし、歪みによる力学的負荷や、姿勢や運動の調節機構が上手くいかなくなることで2次的に組織にストレスが生じて痛みがでることもあります。神経性の疼痛も存在しますが、一見神経性の疼痛と診断されていても筋や関節組織への介入で痛みが取れてしまうものも少なくはありません。

また痛みによる反射機構や循環障害が、痛み系の活動を亢進させることで生じる痛みもあります。脊髄より上位の中枢神経の活動によって痛みが発生することもあります。

痛みというのは本当に複雑で、これをしたら治るというようなことはまだ世界でもはっきりしていないところが多いのです。
ですから学際的治療というものが望まれます。末梢の問題に加えて、末梢から中枢(脳)への影響を考えた治療法がすすむことがのぞまれます。

まだまだ未熟な私ですが、貢献できるように生涯学生のつもりで頑張りたいと思います。

肩こり腰痛治療ラボ
滋賀県長浜市平方南町47
Physical Conditioning Studio PHYSIO 
  
Posted by TAKA
2010年03月11日14:20Comments(0)TrackBack(0)

体の歪み=痛みではない


あけましておめでとうございます。

明日から仕事始めとなります。

今年はゴルフトレーニングコーチの資格取得をひとつの目標にして、その他、毎年のように必要と思う技術を学びに全国を飛び回りたいと思います。

まずは10日から首都大学東京で日本徒手的理学療法研究会主催の研修に行ってきます。


さて、今年の一発目のブログのタイトルは、よくある歪みをとって痛みを解消!なんていう怪しすぎる広告のキャッチフレーズに対してのものにしてみました。

私のホームグラウンドは滋賀県。

滋賀県が好きだから滋賀県で仕事してます。だから滋賀県民には知ってほしいことと今年も書いていきたいです。


ずばり、何もしていないのに歪みがない人なんて私、みたことも聞いたこともありません。

トップアスリートやダンサーやピラティスなどをやっている人などで「コア」とか「センター」とか「身体中心軸」とか「センタリング」とかいろいろ言い方はありますが、そういうものを意識してパーソナルトレーナーなどをつけてきっちりとそういうものを作っている人でもない限り、必ずと言っていいほど歪みなんてものは存在します。

控え目に言ってもほとんどの人に歪みは存在します。

歪みも作れなければ人間は丸太のような動きしかできなくなります。動物はみんなそうです。生まれたときから歪めるから産道を通れるし、ハイハイしたり、動きを作っていけるのです。

でもほとんどの人が痛みをもっているか?そんなわけありません。

痛みとはそんなに簡単なものではないんですよ。

脳も関係するし、社会的背景も関係するし、筋骨格系の組織ももちろん関係するし。


たとえば綺麗になりたいっていう女性の姿勢を作るようなコンディショニングもよくしますが、まったく痛みを感じていない方にもいわゆる歪みはすごく存在するんですよ。僕は痛みや姿勢の治療を医療機関で専門にやっていましたから、どの組織に問題があるのか、それは手技やエクササイズで治療可能なものなのかどうか、など「検査」を一通りやってからそれぞれの問題に対応するだけの知識や技術をもっています。姿勢にアプローチする場合でも、脳がどうやって手足や体をコントロールしているのか「検査」しますし、どの組織に問題があってそういう姿勢になっているのかというのをマクロに検査しますが、本当にいろいろと「歪み」という状態は存在するんです。

痛みの問題は歪みにイコールするほど単純ではないんですよ。そこらへんの数カ月スクーリングをしただけの人が、むやみにモミモニボキボキするだけで痛みがなくなるなら、なんで医療機関で治せないの?!医療機関で働いている人は、ご献体をおかりして人体解剖までさせていただいて、もしくは見学をして、人間がどういう構造になっているのか、膝関節症だったご献体の膝関節はどういう状態になっているのかとか、腰痛のだったかたの腰部はどういう状態なのかっていうことなんかを、ちゃんと学ばせていただいているんですよ。何年も教育機関で国家試験の受験資格を取るために学んで、ようやく国家資格をとったところから10年間はまだまだ一人前の仕事はできないって言われてる。働き始めて3年でできる気になって勘違いするけれど、5年たつともっと自分のできることやできないことが明確になって、10年くらいでようやく専門家とよべる仕事ができるんだよなんてよく先輩や医師に言われたものです。そういう世界に働いている人でも、なかなか治せないほど、痛みの原因というのは複雑なんです。

触られただけでも身動きが取れなくなるような痛みをアロディニアといいますが、それを歪みで説明するなんて不可能なんですよ。

治療を目的にいった場所で、はいじゃー横になってください。モミモミボキボキ・・・・・それで痛みが取れるならもっと早くに痛みなんかで要介護になる人はなくなっているし、整形外科の開業医なんて仕事にならなくなってるはずです。

筋骨格系の問題で要介護になる人は全体の3割強もいるんですよ。痛みの専門医(ペインクリニック)やスポーツドクター、痛みを専門に扱える理学療法士の絶対数が少なすぎるんですが、リハビリについての問題はまた別で私見を書きますね。

痛み医療の受け皿のちっちゃいことが県民がいろいろな民間療法にすがらざるを得ない本質的な理由だとは思うのですが、どうかどうか、本当に効果的な痛み治療を、できれば学際的治療(統合医療)を受けられて、なるべく短期間に痛みとサヨナラされて、仕事や家事、スポーツ活動にみなさんが社会復帰されることを望みます。

学際的治療というのは痛み医学の先進国では当たり前に行われていて、そういうセンターがあったりします。

日本は30年遅れているといわれており、制度的にそういうことが成り立つシステムがいまだ確立されていません。

滋賀県でも、そういうセンターはありませんが、医師が他分野とも協力して患者さんの痛みをとることを最優先に考えて先進的な治療をされるところがあります。

今現在、私のほうで知っているのは以下の医療機関です。

滋賀医大付属病院 ペインクリニック(大津市)
岩本整形外科 ペインクリニック(長浜市)
松本整形外科(新旭町)

みなさんはこれまでに年のせい仕事のせい・・・などと急に医科学的ではないことを言い始める医師と遭遇した方もいるかもしれませんが、痛み医学はここ最近まで病気や怪我による後発的な症状の一つとしてあまり重要視されてこなかったために、どの医師でも持っているような一般的な分野ではないようなことを書籍でも目にします。痛みはまた、痛みの専門医以外がいつでも的確な診断ができるほど単純ではないのです。

痛みは痛みの専門医へ相談することから痛みに翻弄されない人生の一歩が踏み出されると思います。

PHYSIOも、微力ながら今年もみなさんのお役に立てればと思います。

今年もよろしくお願いします。





筋肉痛、神経痛、関節痛にお悩みなら -肩こり・腰痛治療ラボ
PHYSIO
(長浜市 彦根市 東近江市 草津市 大津市ほか京都 大阪 奈良 岐阜 愛知 福井など東海北陸地方から来てくださるクライアントもおられます)
海外在住の日本人からも滞在先の国で受けた痛み治療を日本の家族にもとお問合せいただき、全国の徒手療法を受けられる病院を紹介しています
http://www.physio-japan.com/
  
Posted by TAKA
2010年01月04日00:36Comments(0)TrackBack(0)

生理痛 月経痛


月経痛(生理痛)には機能的なものと器質的なものがあるといわれています。

①機能性月経痛

特に産婦人科的な病気なしにおこる生理痛です。

原因とされることは諸説あります。
年齢が若く、強い月経痛(特に始まる前の日と1日目)を訴える人の多くは子宮が未熟で子宮口が狭いといわれています。狭い子宮口で月経血や子宮内膜が通過ときに痛みを起こすようです。

またプロスタグランジンという物質が子宮や小腸の平滑筋を収縮させることで下痢や吐き気などの症状をおこします。
プロスタグランジンの放出量は個人差があるようで、20代までの生理痛の大きな要因とされています。



②器質性月経痛

子宮内膜症や子宮筋腫といった婦人科的な病気によって月経痛が強くなるもの。

特に30代から徐々に月経痛がひどくなり、時には月経時以外でも下腹痛があったり、異常出血やオリモノがある場合は要注意です。このような場合は我慢は禁物です。気になるようなら専門医の診察を受けるようにしましょう。



月経痛の対処法 :機能性の場合にはまず鎮痛剤を使います。
鎮痛剤は痛み物質プロスタグランジンが沢山放出されてからでは効きませんので注意が必要です。
医師や薬剤師に相談しましょう。

月経痛が気になるときはやはりまず専門医を受診して器質性月経痛でないことを確認する必要があります。

機能性月経痛はほとんど鎮痛剤や生活改善でよくなります。

低容量ピル

漢方薬 :体を温め血液の流れをよくする漢方療法も効果的なことがあります。PHYSIOでは漢方の知識はありませんので、お湯のみを勧めています。


日常生活 
体を温めること
むくみがちな時ですので塩分は控えめに
ビタミンB類を多く取るように
便秘は大敵(このときだけでもお通じをよくしましょう

 
恐怖感や不安は痛みを増強します。


骨盤内臓器、それを入れている骨盤、そしてそれらを覆っている筋筋膜や吊り下げている靭帯、底を支えている骨盤底筋の体性機能異常を見つけ出し、機能改善を図ると相当楽になる方が多いようです。プロスタグランジンが大量に放出されることにも何らかの身体的原因があるように感じています。

このサイトも参考になりそうです。


  
Posted by TAKA
2009年12月14日17:57Comments(0)TrackBack(0)

顎関節症の歯の治療の前に

是非、全身の筋骨格系の体性機能異常の状態把握と治療をオススメします。

いつも書いていますが、顎はバランサーとしても重要な役割があって、歯の噛み合わせのズレが起こっている原因がある場合が多いのです。

それらを改善してから噛み合わせの歯の状態を歯科医が判断し、歯の治療をするということが大切だと思います。

先に歯科医にかかっている方も多いのですが、全身をみていって姿勢の異常が取れると顎の位置が本来の位置に戻っていきますので、せっかく歯科医が整えた噛み合わせがずれてしまいます。

先に歯の矯正をしてから頭痛や肩こりや股関節や腰痛を発症する方がいますが、それは顎の問題が何かのあとから生じていた場合に生じます。結果から正してしまうことで、ムリがかかった結果となります。

顎の発達に差がある場合には、顎に原因して全体のバランスを崩して肩こりや腰痛などが生じていた可能性が高くなります。

その場合にはどうすればよいのか、それほど症例が多くないので試行錯誤しています。

昔の彼女がこの状態で、首に相当な負担を感じていました。

どうしても顎の長さが違うということで、最終的には対症療法的にしかみてあげられませんでした。

全身咬合をみられる歯科医が国内にごく稀となっていますので、PHYSIOなどの徒手療法とのコラボによって飛躍的に治療成績は上がるものと思います

  
Posted by TAKA
2009年12月06日12:56Comments(0)TrackBack(0)

顎関節症のかたも増えてきた


最近 顎関節症の方も増えてきました。

顎に問題のある方、頭がい骨に問題のある方、頚椎に問題のある方、筋肉に問題のある方、股関節姿勢制御ストラテジー(専門用語ですいません)に問題のある方など、顎関節症といっても機能的問題もぞれぞれで大変勉強になります。

今日、欲しかった頭蓋骨の骨モデルを買いました!

しかも4分の1モデルだからお猿さんの骨みたいでちょっと可愛い。

等身大がスタジオにあると、ギョッとするのでこれが欲しかったのです。

インフォームドコンセントにも役立ちそうだ
  
Posted by TAKA
2009年12月02日15:13Comments(0)TrackBack(0)

すべてトリガーポイントが原因ではない

先日、長くつづく腰痛で全国から患者さんの集まる病院へ宿泊して数日治療してもらってきたという御客様がいらっしゃった。

ここの病院は筋肉に原因があるためそこにたいして局所麻酔をして必要な投薬をして治療しようとする珍しい整形外科。

著書も出されていて、アマゾンのレビューは僕が書いた。

ただ筋肉に原因ができる原因があるのも見逃しては治療はうまくすすまない。

今回の御客様は先生の治療が上手くちょこうしなかったという方。

診察してすぐに圧痛部位に局所麻酔をしていったとのこと。

4日間だったか、毎日 治療を受けたがあまり実感するような変化はなく、そこにリンクしてあったPHYSIOのHPを見つけてうちに連絡をいただいた。


触診では靭帯組織に高い緊張と痛みを呈するところがいくつかあり、また筋肉にもあった。

そして靭帯という組織は、ガムテープのような役割をしていて関節の急激な動きを制限したりする役割があり、通常起きるようなゆがみではない体性機能異常といわれるような異常な状態のときに過剰にテンションがかかって痛みを出すことがありますが、そういう関節の体性機能異常が見受けられました。


筋肉の病変 MPSなど⇒関節の位置異常  
という図式もありますが、

逆の場合も少なくありません。


このあたりをしっかりみるとトリガーポイント注射はより成績があがります。


新しい概念を啓発する時には極論も大切だと思いますが、一人一人の患者さんに対してもベストな治療をするためには、やはりしっかりと検査をしないといけないですね。

MPS(筋筋膜性疼痛症候群)と捉えられるようなトリガーポイントはいろいろな場合に認められますが、同時に関節や靭帯などの組織に問題があることもあります。

どちらが原因でどちらが結果か。


ここを考える価値は大きいと思います。

筋肉痛、神経痛、関節痛にお悩みなら -肩こり・腰痛治療ラボ
PHYSIO
(長浜市 彦根市 東近江市 草津市 大津市ほか京都 大阪 奈良 岐阜 愛知 福井など東海北陸地方から来てくださるクライアントもおられます)
海外在住の日本人からも滞在先の国で受けた痛み治療を日本の家族にもとお問合せいただき、全国の徒手療法を受けられる病院を紹介しています
http://www.physio-japan.com/
  
Posted by TAKA
2009年12月01日22:57Comments(0)TrackBack(0)

警鐘!整体やカイロ

学術的にしっかりと教育を受けたカイロプラクター(カイロプラクティックドクター:DC)は国内に数えられる程度おられます。

そういうところかどうかをHPなどでしっかりと確認しましょう。


先日 掲示板で相談を受けたカイロで体を壊されたという方が来て下さいました。


彼女はマラソン選手。国際ライセンスをとろうかというくらいの本格派。

ランニング後の膝の痛みで知人に紹介されたカイロへ。

そこで『関節はならないと意味がない。あれ、ならないなぁ』と首と腰を何度も強い力で捻られたそうです。

そして3日後には・・・・

彼女の体には激痛などが走り、日常生活をおくることが困難になったようです。


訴訟や補償の問題に関して。

『その場でいわないと因果関係が明らかではないので、賠償責任を求めることができない』(消費者センターなどの意見)

ということだったようです。


それからまる1年。

この間、他府県の有名病院にもいかれたり、相当の辛い思いや出費をされてきたことと思います。

このようなことが起きないように

改めて

整体やカイロは治しに頼るところではないことを認識してほしいと思います。

白衣はアスクルで売っています。

コスプレとしても売っています。

ベッドは整体などの場合、5万もだせば買えます。

免許というのは必要ありません。誰でも今すぐ整体師として看板をあげることができます。

通信教育や週に一回のスクールなどでほぐし方などを学んだり、整体院がやっているスクールで生徒募集なんて書いてあるところで学んだり・・・というのが一般的です。教えている人も学位を持っているような人ではないでしょう。

かくいう私は整体やラフィネを利用します。

しかし、あくまで目的は癒し。

もちろんスラスト法といわれるボキッと鳴らすような行為は最初にやめてもらうように念をおします。


病院には整体やカイロで肋骨を折られたり、そのあと歩行が困難になったという患者さんが来られます。

接骨院にはもう少し症状の軽いひとが同じような理由で来られるそうです。

ごくごくごく一部の危険な行為をしない治療家の方はともかく、無茶をするところが多いのが現状のようです。


みなさんも 気をつけて!!!
  
Posted by TAKA
2009年11月24日11:46Comments(2)TrackBack(0)

繊維筋痛症をしっていますか?

JFSAのHPからペーストします

先日 大阪からこられたお客様のコンディショニングは非常に難しく、身体機能の徒手療法の対症部位に対しては機能改善ができたものの、脳の中枢感作や痛み系のゆがみ 痛みの記憶 など複雑な脳の影響を思い知らされました。いかにあるように繊維筋痛症は診断が難しく、他人にも理解されにくい病気です。まず専門医で診断をうけることが治療への第一歩。そしてこの病名を知ることが大切という思いから以下をコピペさせてもらいます。

私自身も繊維筋痛症への理解をより深めるべく、しっかりと勉強していきたいと思います。

繊維筋痛症の方にも明らかに体性機能異常があるようなので、そのあたりではお役に立てるかもしれません。

またBOOT療法といわれる脳への刺激に焦点を当てた方法も注目されているようです。

外側翼突筋はこれまでも対象部位としてきましたが、それが脳の痛み増幅器に影響していることなどが考えられているようです。



症状
全身や広範囲が痛み、またある部分だけが痛むことがあります。
その痛みは軽度のものから激痛まであり、耐え難い痛みであることが多いです。痛みの部位が移動したり、天候によって痛みの強さが変わったりすることもあります。
痛みが強いと日常生活に支障をきたすことが多く、重症化すると、軽微の刺激(爪や髪への刺激、温度・湿度の変化、音など)で激痛がはしり、自力での生活は困難になります。
随伴症状として、こわばり感、倦怠感、疲労感、睡眠障害、抑うつ、自律神経失調、頭痛、過敏性腸炎、微熱、ドライアイ、記憶障害、集中力欠如、レストレスレッグス症候群などが伴う事もあり、症状は個人差があります。
中には、リウマチや他の膠原病を併発している場合もあります。
痛みによって不眠となりストレスが溜まり、それがまた痛みを増強させる場合もあると考えられております。
死に至る病ではありません。
線維筋痛症は男性よりも女性に多く、中高年の方に多い病気です。そのため自律神経失調症や更年期障害、不定愁訴などど他の病気と診断されることも少なくありません。
現在人口の1.66%、約200万人いるのではないかと疫学的に発表されております。


診断方法
明確な診断基準はなく、現段階では1990年に発表されたアメリカリウマチ学会の分類基準を参考にしています。
全身に18箇所の圧痛点があり、4kgの力で押し11箇所以上痛く、また広範囲の痛みが3ヶ月続いていることが条件。
11箇所以上でなくても専門医の判断で線維筋痛症と診断されることもあります。他の病気があっても線維筋痛症の診断は妨げられません。
また、検査をしても異常がないのが特徴です。
血液、レントゲン、CRPという炎症反応、筋電図、筋肉の酵素、CT、MRIを検査しても異常がなく、線維筋痛症と診断できる検査がありません。
そのため患者の多くは診断されるまで、何箇所もの医療機関を何年にもわたってまわり続けることになってしまうのです。

  
Posted by TAKA
2009年11月24日08:46Comments(0)TrackBack(0)

子供ってすごい


PHYSIOの移転も日曜日に何とか終わって久しぶりにブログを書く時間ができました!

今日は大津方面から来てくださっている医師のお子様のお話。

子供って成長期のころに骨端炎を起こすことがたまにあります。

膝だったらオスグッド、踵だったら踵骨骨端炎などが有名です。


今日はこのような診断をうけている子供さんの3度目のコンディショニング。

足部の機能異常も随分と改善して、体幹の問題がもう少し残る程度になっていました。

2度目のコンディショニングが終わってから効き足だけでなく反対でもボールが蹴れるようになり、痛みもほとんど日常生活上はなくなったそうです。

インソール(靴の中敷)もよかったようで足部の状態はGOOD

体のねじれなんかもよく改善されてきています。

運動に理解のある医師のお子さんですから、家でもホームエクササイズを頑張ってくれたんでしょうね!

特に驚いたのは今日のコンディショニング。

動いてもらって観察するとまだ体の癖が残っています。

いわゆるアンバランス(マッスルインバランス)がありました。

ピラティスを用いてコントロールを促したり、サンドバッグを用いてサッカーにも役立つからだの動きを促したりすると10分程度でサンドバッグの音がまったく変わっていました。

つまり、動くときに命令が上手くいってなかったものが上手く脳からの命令がいくようになったということで、子供の脳の柔軟性(可塑性plasticity)に驚かされました。

疾患でもない限り、全ての子供に成長期があります。

しかし骨端の成長軟骨のところでトラブルを起こすのは全員ではありません。

やはり姿勢や運動にそれなりの原因が潜んでいることが多いのです。

こういうことを今日来てくださったお客さんのように理解できる医師が増えると、子供の笑顔が増えるかもしれませんね
  
Posted by TAKA
2009年11月18日22:15Comments(0)TrackBack(0)

ヘルニアの手術

ペインクリニックの医師がPHYSIOに来てくださったときに腰椎ヘルニアの手術についてお話しました。

手術が必要なケースは全体の30%であるというデータがあるそうです。


7割の方はどうして良くなるのでしょうか。

椎間板のヘルニアという画像所見がなくなるのでしょうか。

マクロファージによってなくなるとか硬膜に削られて縮小するということは何かで読んだことがありますが、そういう生体反応が起こるならば健常な成人に少なからず認められるヘルニア画像は説明できません。

脳性まひの方のMRIなどでは椎間板ヘルニア所見が見られることが多いのですが、それとマヒは関係するものの、痛みとの関連はクリアには出てきません。しかし所見だけはとれる。ということはやっぱりヘルニアの吸収というのはそれほど著名に起こるものではないのかもしれません。


足に痛みを感じるヘルニアという診断(画像診断)を受けている人で風呂に入ると楽になる、という人がヘルニアの手術で良くなるのはどう説明するのでしょう。

私は麻酔による効果を考えています。

レーザー手術であれ、大きな手術であれ、必ず麻酔を使います。
麻酔は半身、全身、局所などを使い分けますが、それぞれの部位のあらゆる組織の感覚をマヒさせます。

これによりトリガーポイントといわれる虚血部位が緩んでトリガーポイントが消失するのではないかと考えています。

トリガーポイントというのはケネディー大統領の担当医となったジャネット医師とトラベル医師により世界に広まりました。

ケネディーは、腰痛に悩まされ、複数回の手術を受けたそうですが、痛みからは解放されなかったそうです。

そこで登場するのが先ほどのジャネット医師らです。

これまでは主治医から整形外科医学の診断により、構造の異常が痛みの原因だと診断されそのために手術を繰り返していたのですが、ジャネット医師らは生理学的に痛みを説明し、ケネディー大統領が抱えている痛みは筋肉に由来する痛みであると診断しました。

そして局所麻酔による筋肉への治療を行いました。

結果、長い痛みとの闘病生活からケネディー大統領は解放され、そしてジャネット医師らを主治医として迎えたそうです。


現代医学において、構造異常⇔機能異常の二分論がありますが、私は非生理的な構造異常は靭帯などに負担をかけ痛みにつながる患者さんを多く経験していますし、筋肉の機能異常による痛みも多く経験しています。

ただし、神経が圧迫されているから痛むかというとそうは考えていませんし、世界的な痛みの生理学の権威である名古屋大学の熊澤先生の著書にもはっきりとそのことが書かれています。

マヒを改善するためのヘルニア手術はやはり必要な場合が多いでしょうが、痛みを改善するための手術というのは少し別の角度から考えてもいいと思います。

ペインクリニックの専門医に相談されてはいかがでしょうか。痛み医学は専門医でないと正しい知識にアップデートされていないことが多いのはあまり知られていません。痛みどめを延々と処方するようなことは最新の痛み医学に基づく治療では到底ありえないことなのです。

患者や家族は、このことを知らないと貴重な時間、人生において不利益をこうむります。

また社会は不必要な医療費増加により、結果として医療機関にかかりにくくなるような不利益をこうむります。

ペインクリニックで痛みや不安の治療を行い、PHYSIOでは機能異常を改善して根本原因にアプローチします。

  
Posted by TAKA
2009年11月12日09:10Comments(0)TrackBack(0)

温めたらヘルニアは楽になる?

ヘルニアの足の痛みについてですが

温めたら楽になる

良く聞きます。


腰椎ヘルニアは椎間板による脊髄や脊髄神経の圧迫が生じて麻痺などを起こします。ヘルニアにより炎症等が起こると腰痛が生じます。


温めたら足の痛みが楽になる?

温めても脊髄神経の圧迫がとれるわけではないのです。

ということは脊髄神経の圧迫が足の痛みの原因ではないという可能性に気づきませんか?


急性期の炎症による症状は腫れが起こることもあり多様性が考えられますが

慢性的な状態では神経圧迫による足の痛みなどは生理学的に考えられないのです。

また仮に圧迫が痛みをおこしていると何故温めると楽になるのか、説明ができません。


画像診断でヘルニア所見は二十歳すぎたら健康な人でも多くに認められるようです。

異常所見が痛みの原因とは断定できません。

痛みは
神経を伝って脊髄から脳に伝わります。

痛みを発生するのは
筋肉や関節胞や靭帯などにある痛みのセンサーが痛みの発生物質に反応することで始まり、神経に信号を伝えて脳に送られることにより痛みを感じます。

圧迫される神経は電線のような役目があり痛みを発生する組織ではないのです。


温めると楽になるようならアナタの痛みの原因は神経圧迫によるものではない可能性がたかいです。

坐骨神経痛やヘルニアによる足の痛みはまだまだ議論中なのです。

固定概念から新しい知識にアップデートする必要がありますね
  
Posted by TAKA
2009年11月12日01:40Comments(0)TrackBack(0)

統合医療の輪

医師や歯科医師に身体機能に対する治療の必要性が理解してくださる方が増えてきました。

『手術』を必要としない、もしくは医学的診断で緊急性のない、『手術』のあと体調が悪いが手術は成功している

などの人には身体機能の評価と治療が有効です。

PHYSIOは今日で今の店舗での運営を終了します。

明日から引越しして、来週からは初めて看板をあげて運営をはじめます。

長浜市平方南町47
統合的徒手医学センター PHYSIO
0749-65-7349
(完全予約制)

HPはURLがeonetに変わりますので、検索はPHYSIO 長浜 などで検索してみてください。

医師との連携により社会復帰される方が増えてきており、滋賀で統合医療の輪がますます拡がることを祈っています。

僕も連携によって各科の専門医からいろいろなことを学ばせていただけたらと思います。

  

Posted by TAKA
2009年11月10日16:01Comments(0)TrackBack(0)

知らなきゃ損する顎関節の機能


地球上の生物は、どんなに頑張っても重力からは逃げられません。

 直立時の正しい姿勢では、頭部は地表に対して平行、視線は地表に対して水平方向を見ています。
 頭部の支点である第一頚椎をはさんで、頭の重心と後頸筋群が拮抗することで、頭部と重力とのバランスを常にとろうとしています。

 噛み合わせが悪いと、この頭部の支点である第一頚椎の位置異常がおこり首筋や肩にこりがあらわれ、やがて頚椎そのものの歪みに発展していくことがあります。

噛み合わせが悪い

頭頸部のバランス反応

全身の骨格の歪み

アゴの力は約60kgあります。その時、頚椎にかかる力は約4倍もの240kgです。

正常な頚椎はゆるやかにカーブし椎間板のクッション機能とあわせてで240kgの力をうまく吸収させることができます。

ところが、頚椎がまっすぐになっていたりすると十分な吸収・分散作用が得られません。


下顎(アゴ)は全身のバランスをとる平衡調節器です。

 下顎は頭蓋骨から振り子のようについていて、この動きは全身のバランスをとることに役立ったり、噛むことや話すことに役立ちます。

 三半規管は体の動き、速さなどを感じる働きがあり、体の傾きを感じる前庭器と三半規管そして小脳は体のバランスにとって重要な働きをします。

噛み合わせが全身に影響を与えるメカニズムとしては、
悪い噛み合わせやアゴの位置異常があると、下顎はバランスをとるように働き、下顎頭が上顎をたえず圧迫します。

これが顎関節症の原因となったり、頭が傾くことにつながります。
頭が傾くと三半規管がその情報を脳に伝えます。
そこで、脳は目からの情報もえて頭蓋骨を地平面に平行に保つように命令をだします。

さらに進行すると、仙骨・骨盤全体と脊椎で対応しようとし、身体全体の骨格が歪み、重心線が変化し、この状態で筋肉がアンバンラスを起こすと様々な不定愁訴が生じます。

顎関節症(がくかんせつしょう)とは、顎の関節とその周辺に障害が起きる病気で、顎を動かしにくくなって口を大きく開けることができなくなる、口を開け閉めする時にカクンとか、シャリシャリと音がするなどの症状が代表的ですが、頭痛、めまい、耳鳴り、手足のしびれなどの症状を訴える人もいるようです。

全身として転倒しないためにいろいろなところで無理がかかるためでしょうか。


カイロプラクティックなどではこの第一頚椎だけにアプローチをして全身状態を改善していこうという学派もいるようですし、PHYSIOにおいても顎関節や第一、第二頚椎(第三頚椎)などの機能異常が様々なことに絡んで起こっていることを経験します。
また股関節や膝、また腰などに症状を訴える人には、少なからず口が開きにくいとかシャリシャリ音やカクンという音がするという人がいます。

前述の理由もあって最後に顎の変位を調整したり、頚椎に問題があれば頚椎の治療をすることも多くあります。

逆に顎(あご)の機能異常をほおっておいても下肢などに起こる機能異常はしっかりととることが出来ません。

人間の身体はパーツとパーツが無機質につながっているのではなく、深い関係を持ちながら本当にたくみにつながっています。

顎関節症もまた、歯科医師と徒手療法などとの学際的な取り組みが功を奏する分野だと思います。


  
Posted by TAKA
2009年10月22日20:55Comments(0)TrackBack(0)

顎関節症

顎関節症は意外に多くの人が困っています。

日本吻合学会というかみ合わせの学会がありますが、それだけ専門的な治療が必要ということです。

少しのかみ合わせのズレが全身の構造的な問題に影響をし、腰痛や膝痛などを引き起こすこともありますし、口が開かないとか、ゴリゴリ音がするなどのアゴ自体の問題に困るひともいます。


小さなころから噛み合わせの異常が起こっていると、下顎枝(あご)の長さに左右差が出来てしまっている場合もあって、そういう場合には骨自体の長さが違うので削ろうか(外科処置)ということになります。

それ以外では歯を削ろうかとか、マウスピースをして寝ようかとか(プレート治療)そういうことをされることが多いそうですが、吻合学会などで全身からの影響や全身への影響に対して熟知している歯科医師は多くない。


アゴは重心の変位に対してバランスをとるために位置変化を起こすので、身体の下から上への連鎖でアゴの状態に変化が出てしまっているのか、それともアゴを含む頭頸部(上位頚椎)などの問題から視線を水平に保つ為に重心変位が起きているのかを見る必要があるように思います。

後者には噛み合わせ治療が先行しても効果が望めるでしょうが、前者である場合には重心変位の核となっているのが別の場所だと考えられるので十分な効果が得られずらいでしょう。


姿勢を改善するときに必ずアゴ関節の変位を改善しますが、口の開きにくさや不快な音がその場で消えることも多くあります。しかし歯の治療などが問題の場合にはそこを治療しないとまた再発したりすることがあります。


噛み合わせ治療に歯科に通われている方も多いと思いますが、

アゴ関節はとっても上手くできていて、話す、食べる、バランスをとるという3つのことを同時にやってくれていますので、このバランスをとるということにも目を向けて、姿勢全体を同時にアプローチするとよい結果が早く得られるものと思います。


  
Posted by TAKA
2009年10月20日20:30Comments(0)TrackBack(0)

プロフィール


どういう人なのかと質問がきたので、ホームページのプロフィールを参考にしてください。
統合的徒手医学センター
  

Posted by TAKA
2009年10月15日17:02Comments(0)TrackBack(0)

ひざの痛みを探る


あんまりお客さんのことは書かないのだけれどたまには書いてみようと思います

Aさんは2児の母

十年以上前に大きな怪我をして頚椎骨折や大たい骨骨折、下腿の挫傷などの経験をされていました・

幸い 麻痺などの後遺症はでなかったようですが、ひざが痛く、数年に一度 ひざを手術して損傷した半月板を治療しているそうです・

しかし痛みは治まらず、現状を維持するための手術であったようで

ひざには大きなサポーターをして、それでも足を引きずりながら歩かれていました


先日、インソール(靴の中敷)を作りに遠方から来てくださったAさん

症状が強いようなので

徒手医学的にひざの状態や全身状態をチェックしてみると

半月板は損傷しているものの痛みの主な原因ではない可能性が高いという検査結果に・・・

検査結果は

第五腰椎および骨盤・股関節周辺の筋や筋膜、関節機能に異常があり、膝のテストでは一見半月板損傷による痛みと間違えそうでしたが、いくつかテストを複合して実施して、仮説検証を行うと、半月板を触診したときの痛みが消えました

大きな事故だったためか骨折した第3頚椎以外の頚椎に機能的な異常があったり、アゴに異常があったり、足部にも異常があったりしました。


仮説が検証されたので臨床意思決定にもとづいて 各組織の機能異常に対して徒手療法によるコンディショニングをして、膝のお皿をコントロールする簡単なキネシオテーピングをしてあげました。


歩くときには膝が内に入ってしまい 膝の外側の組織がピンと張り詰めていました。それがお皿の位置異常を引き起こし、内側膝関節れつ隙付近の筋膜機能異常を起こしていたのが最終的な痛みにつながっていたようです。


そこだけのコンディショニングを整えても、そこは結果そうなってしまった組織ですから、それを引き起こしている大本である骨盤周辺や頭部 そして足部のコンディショニングもしてみました。

1時間ちょっとのそんなことをさせてもらって、とりあえずごっついサポーターをはずしても痛みがなく歩ける状態になりました。



その日の夜になってメールで連絡をいただきました。

赤ちゃんを抱っこして、上のお子さんを追いかけたりできて、それでもほとんど痛みもなかったそうです。

実に十数年ぶりに痛みを感じずにそんなことができたととても喜んでいただきました。



インソールもよいものができたし、靴もサイジングして幅もピッタリなものを購入されましたから、それだけでも相当楽に歩行できるようになるでしょうし、テーピングの仕方も簡単だったのでお伝えしました。1本15センチのものを1本しか使わないのですぐにできるようになられたし、きっとこれから維持していけるのではないかと思っています。


通常は慢性疼痛症候群になってしまっていてもおかしくない、つまり 脳の痛み系が変化してしまっていてこういう変化はでないことが多いのですが、十数年来の痛みの原因になっていた体のすべての機能異常を一時間ちょっとでとれてしまったので、その場合、大きな変化に感激したりして脳内ホルモンを出したり、なんらかのインパクトが脳に変化を与えるのか、こういうこちらもびっくりするような痛みの訴えの変化がよくあります。


姿勢外来をしていてもそうですが、一回のコンディショニングでいきなり姿勢が大きく変わるので、脳は大きなインパクトを受けてそうとう体が軽いとか体がスムーズに動いて気持ちいいとかいうコメントが多く出ます。

末梢である手足の構造や機能をコンディションを整えたところで、脳が最終的な命令系であり感覚を知覚し認識するところであるので、末梢の変化だけで痛みがなくなったり、体が軽くなったり感じることは、ないと考えています。


大変だらだらと書いてしまいましたが

膝が痛いから膝の治療 も大切ですが、

そこに医学的な問題を引き起こしている機能的な根本原因をしっかりと見つけないと

症状を追いかけるだけの対症療法になってしまいます


日本の痛み医療の多くは、構造的な破綻を痛みの原因として結論づけてり、また膝が痛かったら膝の人工関節であるとか、局部の構造だけを正常な状態にしようとします。


通常の医療的な処置にプラスα として統合的な徒手療法を実施することで 学際的な痛みへのアプローチが可能となります。


滋賀県でこういった統合医療がより進展し、県民の生活の質が向上することを願います
  

Posted by TAKA
2009年10月15日02:01Comments(0)TrackBack(0)

ムクミを探る



体に水分が溜まった状態

浮腫とかいて浮腫み(むくみ)と詠みます。

水分の取りすぎ

排泄の問題

In-Outのことですが、Inが水分の取りすぎ Out は排泄です

排泄は尿、便、汗、蒸気(蒸発)などによってなります。


リンパマッサージなどは

リンパ液を徒手的な手法によって押し流すことをします。

リンパの通り道であるリンパ管が広がるわけではないので、乱暴にすると痛みもあります。

そしてまた浮腫みます。


リンパ管は非常に繊細な組織で

人体解剖などでみると、神経や細い血管などよりもやわらかく、ピンセットでつまむとすぐに切れてしまうほどです。

リンパ管は筋膜などの結合組織と接しているために、いわゆる歪みというものの影響など機能解剖学的な問題と関係してリンパ管が細くなったりすることが考えられます。

ゴムチューブを引っ張ると細く長くなりますね。あのイメージ。



ですから根本的には機能解剖学的にリンパ管の引きつれをとってあげると浮腫みはかなりよくなります。

信じにくいですが暫く浮腫まなくなります。

筋肉がバランスよく働くようになるとミルクを絞るように筋肉の作用が起こり、それも手伝ってそういうことが起こると思われます。



浮腫みやすい人

姿勢を正しくすることで浮腫みにくくなりますよ。


方法はいろいろ

ピラティス 姿勢調整(統合的徒手療法) ロルフィング バレー・・・・


1度ためしてくださいね
  
Posted by TAKA
2009年10月12日12:56Comments(0)TrackBack(0)

腰痛の誤解



①本当に腰痛は歳のせいでしょうか?

初めて腰痛を経験する年代は30代が最も多く、ついで40代⇒20代と続く。


②レントゲンの異常が腰痛の原因?
ヘルニアや脊柱管狭窄症があっても、痛みが無い方は多い。
逆に、画像診断で特別問題がない場合の痛みの診断はいい加減。

③腹筋を鍛えなさい?
これはレントゲン異常などの構造的な問題を筋肉で支えようということだけど
レントゲン異常と痛みの関係は不明確。
腰痛の原因がわかるのはなんと全体の15%という報告もある。

なのに決まって筋トレを薦められるなんて科学的じゃない。

未だにやたらとむやみに腹筋しなさいなんていうところは信用ナシ

姿勢を良くするためにエクササイズするとしても、個人個人の姿勢は違うので、それぞれに個別の運動が選択されるべきで一概に腹筋や背筋を鍛えればいいというわけではない。

④椎間板ヘルニアが腰痛を起こす?
ヘルニアが治らなくても痛みが無くなる人はたくさんいる。
それの説明がまったくできない。

⑤手術すればよいの?
欧米では椎間板ヘルニア手術はほとんど行われていない。
痛みの医学は日本は20年遅れてしまったと、痛みの生理学の第一人者は述べている。

椎間板ヘルニア手術率
日本・・・・10%~30%
アメリカ・・・・0.045~0.09%
スウェーデン・・・・0.02
イギリス・・・・0.01


日本以外の国では痛みの医学の研究が盛んに行われている。

そして、PHYSIOのように、徒手療法を専門的に行っており、理学療法士がクリニックを経営して第一線で活躍している。



⑥安静が一番?
様々な研究で安静にするのは治りが遅く、再発しやすい事を示しています。






筋骨格系疾患の85%以上は、症状と画像診断から得られる所見が一致しないため、実は明確な診断を下すことができないのが現状。診断ができないということは、治療がうまく進むわけがない。

だから違法診療とわかっていても整骨院で保険をつかって通い続けたり、危ない整体やカイロで大怪我をしたりする。


今の痛みの医学は身体(生物的)と、こころ(心理的、社会的)の両方を切り離して考えられないことを結論づけている。



日本で筋骨格系の疾患に苦しむ実に85%の人は、明確な診断(的確な診断)もされずに、不必要な手術を受けたり、検討違いな治療を受けている可能性が極めて高い。

腰椎ヘルニアの手術だけでもこれだけ先進国と開きが出ているのは、日本の痛み医療の遅れを現しているように思える。
  
Posted by TAKA
2009年10月04日13:35Comments(0)TrackBack(0)

グッバイ肩こり

勝手に
グッバイシリーズ第三弾!!!

今日は肩こりについて。


肩こり・・・・人類のテーマ。
病院で一番多い訴えの一つ。


現代人の肩こりの多くはマッサージなどでは根治療にはなりにくい

パソコン作業や悪い姿勢・・・・

現代人の肩こりの原因は


実は筋肉が伸びてしまって弱くなっているために起こっていることが多いのです。

そこを指圧などで局所的にストレッチングの要素をいれて治療しようとすると逆効果!

翌日のダルさや吐き気などにつながることも!(オーマイガッ)


でもマッサージなどが有効なところもあります。

それは前胸部〈胸の筋肉)です。

ここだけは縮まって硬くなっています。

だから ストレッチング要素のなるマッサージや指圧はこの場所に非常に有効です。

コリを感じていなくても、モミモミするならここです。


コリを感じているところは動かすようにしてみてください。

回したり上げ下げしたり。

肩甲骨のリアライメントになるようなエクササイズなどがわかれば非常に効果的。

PHYSIOなどではこのあたりをお客さんに伝えているので、

肩こりにサヨナラされるかたも少なくないです。


ただし肩こりといってもバンカート腫瘍のようなものが原因の場合や脊髄病変のこともあるので、取れるはずの対処をしても取れないときには(それが続くようであれば)、かかりつけ医などで医学的診断を受けることも大切です。
  

Posted by TAKA
2009年10月03日20:06Comments(0)TrackBack(0)

グッバイ生理痛


産婦人科で器質的(ようは臓器)に問題のない生理痛


そろそろサヨナラするときかもしれません


自分で出来ること

僕が出来ること。


自分で出来ること

・整理前には整腸剤を服用してでも便秘を解消して子宮に腸がのっかり圧迫しないようにする
・50度以上の暖かい飲み物、白湯などで水分補給をするようにしてお腹を中から暖める
・衣服などで過度に圧迫したり、お腹を出したりして冷やさない工夫をする
・卵や肉など、女性ホルモンなどに必要な栄養素を欠かさないようにする
・身体が歪まないように、脚を組んだり、カバンを同じほうばかりでもったりしないようにする。
・心臓の鼓動に集中するなどして、精神をリラックスさせる
・足浴などで足などの末端を暖める


僕ができること

・徒手的に骨盤内臓器(腸や子宮など)の結合組織や臓器の引きつれなどをリリースする
・3次元的に詳細に検査して、骨盤帯機能異常を徒手的に改善することで、子宮を吊り下げている靭帯のテンションを均一にして痛みの原因とされる解剖学的特長を改善する
・骨盤底筋などが働きやすいように骨盤隔膜をリリース、また骨盤底筋エクササイズで、子宮を下から支えてあげられる身体をつくる
・PHIピラティスメソッドやスリングエクササイズなどで、立位や座位における骨盤および胸郭の位置関係を正し、骨盤内臓器が下がったり、下腹部のほうへ落ち込んだりしないように腹壁を作ってあげる。



やっぱり統合的に対応
 神業やラッキーなんてない。環境・身体・作業などそれぞれに潜む課題に対処


グッバイ生理痛

  

Posted by TAKA
2009年09月30日12:34Comments(0)TrackBack(0)